エスペラント語の冠詞

エスペラント語の冠詞


どうもTakaです。今回はエスペラント語の冠詞について紹介したいと思います。

エスペラント語には定冠詞の概念があります。そう、英語の"the"に当たる言葉です。しかしながら、エスペラント語には定冠詞 la があるだけで、不定冠詞はありません。私たち日本語を使う日本人には、冠詞の概念がない分、ありがたいですね。下にどんな場合に定冠詞が使われるのかを示しました。基本的に英語と同じです。さあ行ってみましょう!

例:
la studento[ラ ストゥデント] ・・・ その学生
studento[ストゥデント]     ・・・ (不特定の)学生

★エスペラント語の定冠詞が使われる場合

その1・・・話し手と聞き手が既知かどうか

エスペラント語の冠詞"la"の使われ方は、話し手と聞き手がそれが既知(どれを示しているのか)かどうかわかっているような場合に用います。そう、頭の中でスポットライトがそれを照らしているようにイメージです。

定冠詞 la は数や格によって変化することはありません。


話し手と聞き手が既知の話題の時は定冠詞がつくということは、
初めて出る話題の場合は、laはつかないということになります。

例:
Hieraŭ mi aĉetis aŭton.
私は昨日車を買ったんだ。
Sed mi rompis la aŭton hodiaŭ
でも、私はその車を今日壊した。
※aĉetis…買った, aŭton…車(を), rompis…壊した

その2・・・一つしかないもの

例:
La suno…太陽, La luno…月

その3・・・時間や日付を表す表現

例:
1時10分…La unua horo kaj dek minutoj.
※unua horo…1時, dek minutoj…10分
5月2日…la dua tago de majo.
※dua tago…2日, majo…5月

エスペラント語の定冠詞が使われない場合

所有代名詞、指示代名詞には定冠詞が使われない

例文を見ていただくとわかると思います。英語でもそうですよね、"I broke my car today." といいますが、"I broke the my car"とは普通は言わないですよね。

例:
Mi rompis mian aŭton hodiaŭ.
私は私の車を今日壊した。
※rompas…壊す



次はエスペラント語の動詞について学びます。
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