エスペラント語の文字と発音

エスペラント語の文字と発音

アルファベットの名称


エスペラント語のアルファベットは次の通りです。

アルファベットの発音の特徴


①ローマ字のように読む
②アクセントは後ろから2番目の音節にあります。
③アクセントのある音節の母音は、強く発音されます。


アルファベットの母音・子音


母音

基本的には日本語のア、イ、ウ、エ、オと同じです。
ただし、uは唇を丸めて前に突き出すようにして発音し、iもはっきりと発音する。


a・・・あ
例:patro[ートロ]父

i・・・い
例:libro[ブロ]本

u・・・う
例:kuko[ーコ]ケーキ

e・・・え
例: legi[ーギ]

o・・・お
例:hospitalo[ホスピーロ]


子音


b・・・日本語の「バ」の子音と同じ
例: blua[ブーア]青い

c・・・日本語の「ツ」の音
例:paco[ーツォ]平和

ĉ・・・日本語の「チャ」の子音と同じ
例: ĉambro[チャーンブロ]部屋

d・・・日本語の「ダ」の子音と同じ
例:birdo[ールド]鳥

f・・英語の/f/と同じ音
例:flamo[フーモ]炎

g・・・日本語の「ガ」の子音と同じ音です
例:granda[グーンダ]大きい

ĝ・・・cの有声音
例: ĝeni[ヂェーニ]邪魔をする

h・・・日本語の「ハ」の子音と同じ音
例: homo[ホーモ]人間

ĥ・・・喉の奥から強く息を出す音で、
例: eĥo[エーホ]こだま

j・・・日本語の「ヤ」の子音(半母音)と同じ
例:jaro[ーロ]年

ĵ・・・日本語の「シャ」をそのまま濁らせる
例: ĵurnalisto[ジュルナースト]ジャーナリスト

k・・・日本語の「カ」の子音と同じ
例:dika[ディーカ]厚い

l・・・舌先を上の葉の裏側と歯茎のあたりに接したまま発音
例:longa[ーンガ]長い

m・・・日本語の「マ」の子音と同じ
例:monto[ーント]山

n・・・日本語の「ナ」の子音と同じ
例:nubo[ーボ]雲

p・・・日本語の「パ」の子音と同じ
例:Esperanto[エスペーント]エスペラント

r・・・日本語の「ラ」の子音と同じ
例:natura[ナトゥーラ]自然の

s・・・日本語の「サ」の子音と同じ
例:salo[ーロ]塩

ŝ・・・日本語の「シャ」の子音と同じ
例: ŝangi[シャーンヂ]変える

t・・・日本語の「タ」の子音と同じ
例:historio[ヒストーオ]歴史

u・・・日本語の「ワ」の子音と同じ
例:Europo[エウーポ]ヨーロッパ

v・・・英語の/v/と同じ音です
例:vortaro[ヴォルーロ]

z・・・Sの有声音
例:Zamenhof[ザーメンホフ]ザメンホフ(エスペラントの提唱者)


Q, qとW, wとX, xとY, yは一部の地名・人物の表記以外ではほとんど用いられません



次はエスペラント語の名詞と形容詞について説明いたします。
エスペラント語の名詞と形容詞

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