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エスペラント語の格(目的格:~を)・・・エスペラント語の「てにおは」を学ぶ

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★ 格について エスペラント語の格を説明する前に、 格とは何かということを説明します。 突然ですが、次の日本語の文を考えてください。 「彼女 が ケーキ を 食べる」 この文では、「彼女」が主語、「ケーキ」が目的語ですよね。 「ケーキ を 彼女 が 食べる」 に変えても意味は変わらないですよね。 これは日本語でいわれる格助詞という"てにをは"等の言葉が付くことで 意味が決定されるからです。 しかし、エスペラント語には「てにをは」に該当するシステムがありません、 その代わりに 名詞の語尾を変えることで主語なのか目的語なのかを 示すことにしています 。 このような、文での意味の区分を語学の世界では「格」といいます。 この目的語を表す格を 「対格」 といいます。 実は今まで学んでいた項目にも格は存在していました。 「~は」「~が」に相当する格です。 この「~は」「~が」に相当する格を主格といいます。 主格:「~は」「~が」 対格:「~を」(直接的な目的) さて、前置きがとっても長くなってしまいました。 エスペラント語で目的語であることを表す語尾の変化は 次のようになります。 ★ エスペラント語の対格 対格(~を)は主格に -n をつけて表します。 私は甘いものが好きなのでケーキを例にしましょう。 kuk o [クーコ]ケーキ  -n ➡kuk on [クーコン]ケーキを やっと目的語が表せるようになりました。 それではこれをさらに発展させて、文を作りましょう。 それでは"私はケーキを食べる"なんてどうでしょうか? 例: ※Mi[ミ]私, manĝi[マーンジィ]食べる(不定形), kuko[クーコ]ケーキ Mi manĝas kuk on . [ミ マーンジャス クーコン] 私は ケーキ を 食べる。 上手に作れたでしょうか?動詞の語尾、目的語の語尾を意識しながら 文を組み立ててください。 次は指示詞について説明します ➡エスペラント語の指示詞 ➡ホームに戻る