エスペラント語の名詞と形容詞
★エスペラント語の名詞と形容詞
エスペラント語では名詞と形容詞に単数・複数の別があり。それぞれで語尾の形が変わります。
<おしながき>
- エスペラント語の名詞(単数形)
- 小まとめ(男性・女性の接尾辞 -o, -ino)
- エスペラント語の名詞(複数形)
- エスペラント語の形容詞(単数形)
- 小まとめ(反対の性質の接頭辞 mal-)
- エスペラント語の形容詞(複数形)
それでは行ってみましょう!
★エスペラント語の名詞(単数形)
名詞の単数形は -oで終わります。la blua rozo[ラ ブルア ロゾ] その青いバラ
※la…定冠詞(the)と同じ, blua…青い, rozo…バラ
単数形の名詞の例:
studento[ストゥデント] 学生
mono[モーノ] お金
japano[ヤパーノ] 日本人(男)
japanino[ヤパニーノ] 日本人(女)
※上の例で気が付かれた方もいるかもしれません、アレ?!男性と女性で言葉が違うの?って・・・そうなんです、違うのですがこれにもルールがあるんです。
次の例を見てください
例:
viro[ヴィーロ]男性, knabo[カナボ]男の子
virino[ヴィリーノ]女性, knabino[カナビーノ]女の子
語尾に着目してください
男性は-oで終わり、女性は-inoで終わっていますよね。
つまり-inで終わる形は女性を意味しています。
エスペラント語の特徴として、接辞という概念があります。
これにより、ある言葉に接辞を加えるだけで、意味の違う言葉を作ることができます。これは、便利な概念で一つの言葉さえ覚えていれば反対の意味などを簡単に作る・思い出すことができるのです。
※接辞小まとめ(男性・女性の接辞 -o, -ino)
-o: 男性…viro:男性-ino:女性…virino:女性
★エスペラント語の名詞(複数形)
名詞の複数形は -ojで終わります。単数形 -oにjを加えた形です。
studentoj[ストゥデント] 学生たちjapanoj[ヤパーノ]日本人たち(男)
japaninoj[ヤパニーノ]日本人たち(女)
★エスペラント語の形容詞(単数形)
形容詞の単数形は -aで終わります。la blua rozo[ラ ブルア ロゾ] その青いバラ
※la…定冠詞(the)と同じ, blua…青い, rozo…バラ
形容詞(単数形)の例:
varma[ヴァールマ]熱い(単数)
malvarma[マルヴァールマ]冷たい(単数)
さて上の例をご覧ください、これらも形が似てますよね。
接頭辞mal- は反対の性質を表します。
※接辞小まとめ(形容詞の接辞 mal-)
mal-: 反対の性質
★エスペラント語の形容詞(複数形)
形容詞の複数形は -aj で終わります。
単数形 -aにjを加えた形です。
la bluaj rozoj[ラ ブルア ロゾ] その青いバラたち単数形 -aにjを加えた形です。
※la…定冠詞(the)と同じ, bluaj…青い(複数), rozoj…バラたち
形容詞(複数形)の例:
varmaj[ヴァールマ]熱い(複数)
malvarmaj[ヴァールマ]冷たい(複数)
例:
dolĉaj pomoj[ドールチャイ ポーモイ]甘いリンゴ(複数)
※dolĉa[ドールチャ]甘い(単数)
次の章ではエスペラント語の定冠詞について扱います。
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