エスペラント語の関係詞
★エスペラント語の関係詞
どうもTakaです。今回はエスペラント語の関係詞について紹介したいと思います。
<おしながき>
- 関係詞 kiu
- 関係詞 kies
- 関係詞 kie
- 関係詞 kiam
関係詞 kiu
kiuは名詞あるいは代名詞を先行詞とします。数(単数・複数か?)と格に応じて形を変えますが、
数(単数・複数か?)は先行詞に、格は関係文中の
機能に合わせます。
では、次の二つの例文をご覧ください。
この文では、同じ女性を話題としています。
これらを関係詞"kiu"を使って、一つの文にまとめると
以下のようになります。
英語の関係詞"who"と同じようなものです。
例:
Kiu estas la virino.
あの女性は誰ですか?
La virino parolas tie kun lin.
あの女性はあそこで彼と話しています。
↓
Kiu estas la virino kiu parolas tie kun lin.
あそこで彼と話しているあの女性は誰?
関係詞 kies
名詞あるいは代名詞を先行詞として、その所有を表します。先行詞の数(単数・複数か?)と格にかかわらず
kiesは変化しません。
英語の関係詞"which"とおなじようなものです。
例:
Ŝi menciis la filmon.
彼女はその映画を述べた。
Mi ne povas rememori la filmon.
私はその映画を思い出せなかった。
↓
Ŝi menciis la filmon, kies mi ne povas rememori.
彼女は私が思い出せなかった映画を述べた。
関係詞 kie
場所を表す名詞あるいは副詞を先行詞とします。英語の関係詞"where"と同じようなものです。
例:
Ni vizitis la urbon.
私たちはその町を訪れた。
Zamenhof naskiĝis.
ザメンホフは生まれた。
↓
Ni vizitis la urbon, kie Zamenhof naskiĝis.
私たちはザメンホフが生まれた町を訪れた。
※ザメンホフが生まれた場所はポーランドのビャウィストクという町です。
関係詞 kiam
時を示す名詞あるいは副詞を先行詞とします。
例:
Zamenhof naskiĝis en Bjalistoko.
ザメンホフはビャウィストクで生まれた。
La patro de Zamenhof estis dudek du jara.
Zamenhof naskiĝis en Bjalistoko.
ザメンホフはビャウィストクで生まれた。
La patro de Zamenhof estis dudek du jara.
ザメンホフの父は22歳だった。
↓
Zamenhof naskiĝis en Bjalistoko, kiam la patro de Zamenhof estis dudek du jara.
父親が22歳の時に、ザメンホフはビャウィストクで生まれた。
↓
Zamenhof naskiĝis en Bjalistoko, kiam la patro de Zamenhof estis dudek du jara.
父親が22歳の時に、ザメンホフはビャウィストクで生まれた。
※ザメンホフは1859年の12月15日に、父マーカス・ザメンホフ(1837年生まれ)と
母ロザリア・ザメンホフ(1839年生まれ)の間に生まれました。
ので、父親が22歳の時の子供だったということですね。
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